第九，本番近し。

今日は最後の練習日。
１１月はすっかりお休みしたので，最後くらい，と思って参加しました。
なぜか，練習に行く日は天気が良くて，
会場がビルの９Fなので，青い空と紅葉の山が見渡せて，とても気持ちいい。
今回はさすがに，本番を意識して，参加者も多かった。
でも，アルト約４０人，男性パート３人，ソプラノ１０人，とアンバランス。
でも，ソプラノは経験者が増えていて，声量はまずまず。
本番にはこれにセミプロの方が各パートに１人ずつ入ってくださるそうで，
コンサートには適当な人数になりそうです。

これまで，一度も通したことがなかったので，今回はどうかなって思っていたけれど，
結局いつもどおり，パート練習に終わりました。
練習は，指導＆指揮者が同じ人で，発音などにかなり細かい。
日本語にはない子音を強調したり，ドイツ語での意味，文章のつながりを意識して，強弱を考えるとか。
以前の第九だと，オーケストラがあったので，たくさんの音にかき消されてしまっていた言葉が，
今回の第九では重要視されているようです。

それにしても，今日は久しぶりなわりに，何故かはわからないけど，良く声が出た。
人数が増えて，音が取りやすかったからかも。
一度も羊が絞め殺されそうな音が出なかった。

発声も，第九を歌うとなると，ちょっとした運動になるらしく，終わった後の爽快感が良い。
鼻歌では絶対でない音域が，合唱になるとすっと出る現象も，気持ちよくて。
このまま，風邪をひかずに本番を迎えたいところです。