なつかしい話

なんだか最近，９０年代のなつかしい話で盛り上がります。

ひとつは，学生の頃やってた器械体操部のこと。
先日，次期顧問に決まった同期の就任間近で，いろいろとやりとりがあったのがきっかけ。
ある意味いろんな武勇伝があって，こんな写真があったはず！と探してみたら，あっさり見つかった。

みなさん，筋肉ナルシスト・・・。
このどこかに私もいます。
そのときは気がつかなかった，人生でいちばんからだが動いた時期。
たのしいよりも忙しかったけれど，どんなことも好きでやっていた。
当時のマネージャーとやりとりしていて，まだまだ，面白い写真が山ほどあるらしい。
そういえば，彼女はいつも首にカメラを提げていて，日常を撮りまくっていた。

もうひとつは，ＫＡＮ。
９０年代，好きだったアーティストのひとり。
ほとんどラジオからテープに入れていたので，
あんなに好きだったのにＣＤは無いのよねって話をママ友にしたら，
たくさんＣＤを持ってるよって貸してくれた。
一般には，「愛は勝つ」くらいしか有名じゃないけれど，
しっとりした曲調の歌詞がなかなか良い。
ひさっしぶりに聞いてみると，やっぱり良い。
新しいのも古いのも，良い。
聞き込んでいるから，やっぱり古い方が良い。
音楽って，いつの間にか，からだに染み込んでいて，それを好きだったことも忘れてしまっても，
聴きかえせば，そのときの心情や匂いや，出来事を思い出す。
ＣＤを貸してくれた友人から，「今，なにきいてる？」って聞かれて，
思わず答えに詰まった。
いま，からだに染み込むほど聞くアーティストがいない。
そんなどころじゃない時期といえばそうなのかもしれないけど，
それなら，今を思い出す音楽は何になるのか。
懐かしむばかりじゃなく，今を紡ぐことをさぼっているのかもしれない。
当時は，出会いがラジオだった。
今の出会いは，Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅになるのかな。