モーツァルト「KV414」

昨年８月にスタートして，ようやく，完成に近づいて来たピアノ協奏曲。
母との連弾は初めて。
最初は，特有のつるつるした感じの曲にモチベーションが上がりませんでしたが，
赤ちゃんが産まれるまでに完成させよう！と
年明けから月一回，合奏することでお互い完成度を確認，レッスン。
４月に入ってやっと暗譜…したところでうまれました。
たいして難しくない楽譜なのに全然読めない進まない自分にイライラし，結局，読めないから暗譜。
でも，よく考えたら，子供の頃から楽譜は母に通訳するように読んでもらって，自分で読んだ気になっていただけだと気がついた。
自分に調とか拍子とかの概念がまったくないのも，そういうこと。
逆に，楽譜のよめる母は，暗譜がなかなかできないそうです。どっちがいいか…。
暗譜するとどんどん練習できるので，急に上手くなったように感じます。
私の担当は１楽章，１０分。
赤ちゃんが産まれて実家滞在中も何度か合奏しました。
さいごにボイスレコーダーで現状を記録。１０分の間に，こどもたちの声が入るのはご愛敬。
ほんとのところ，育児でそれどこじゃなかったけれど，
こんなときだからこそ，手近に音楽があることで気分的に救われます。
音を出す間は，自分と差し向かえるような時間を過ごしているように感じるから。
音楽の本来の目的は，そういうことなのかもしれません。
ＣＤをかければもっと素敵な演奏がいくらでも流れますが，無心になって手を動かす適度な運動で気持ちを切り替えスッキリ！
自宅に帰ってきても，ときどき弾いてみると，こひめちゃんは落ち着くよう。
音楽に興味あるようなので，３歳くらいになったら習わせてみようと思っています。