漫勉

チビちゃんは最近，浦沢直樹の「漫勉」という番組にご執心です。
（先日，２つめのシリーズが終わり，次回は春から３つめがはじまるようです）
番組の内容は，浦沢さんの気になる作家さんに密着取材して白紙の紙からどのような過程を経て
漫画が生み出されていくかという，紙の上のドラマ，産みの苦しみを心地よく描いたドキュメンタリーです。
おなじ漫画でも手法や筆圧，なにをどこからどう描くのか，
線を引くスピードさえも作家それぞれの個性があって地味にふつふつ面白い。

ふだん，私はあんまり文字も漫画も読むヒマないのですが，
近頃はこんな作家がいるんだ〜とか，やっぱり手塚治虫や水木しげるはすごい影響力なんだな〜とか，
一本の線にかける情熱に感動します。

チビちゃんももうすぐ９歳。
２歳の頃からなんとなく，絵心があるなぁと思っていましたが，
描くことに対する興味というか愉しさは，他の人とはちがう何かがあるように思います。
１年生のころから書き続けている自由帳の落書きも，ここまで続けば徐々に作品に近づいているようで。

こんな延々迷路が何ページも続きます。
最近ではコマ割した漫画も描いているようです。
夫所蔵の高橋留美子シリーズを次々読破しています。
「漫勉」に彼女はいつか出てこないかなぁ。