やってみたい実験
昨日,テレビで鉄腕○ッシュを見てたら,
廃校が決まっている小学校で,
巨大なピンホールカメラを作って,
卒業記念写真を撮る,という企画をやっていました。
ピンホールカメラ。
中学生の時,なんとなく,習った気がしますが,
実物を見たことはなく,前から興味は持っていました。
番組での方法は,教室をハコに見立てて,
窓や天井をふさいで完全な暗室を作り,
一カ所に5円玉を貼り付け,
5円玉の穴から被写体の光を暗室内に取り入れる。
暗室内の焦点があう場所に,印画紙を貼り,準備完了。
そんなんでカメラできるの?って思ったけど
ちゃんとできてました。
最近はすっかりデジカメになってしまって,
印画紙とか,現像液とか,定着液とか,
縁遠くなってしまいました。
私が学生の頃は,ぎりぎり,顕微鏡写真を
自分で現像する世代だったので,
ものすごく親近感。
赤いランプをつけた暗室で,ゆっくり浮き上がってくる
像を見ながら,ひとりワクワクする。
ピンホールの番組では,
光が足りなくて(太陽光に頼っていました)
露光時間は4分30秒!
そのあいだ,被写体はじーっと動いてはいけない。
写真はもちろんシロクロでちょっと動いた子の顔は
ぶれてましたが・・・。
とにかくおもしろかった。
写真は,普通のサイズじゃなくて,
黒板くらいの特大サイズがいきなり出来ていました。
こんな実験,やってみたい!
印画紙とか,現像液を用意する必要があるので,
機材にお金がかかるのが一番のハードルになりそう。
原理さえ知っていれば,出来ることはわかるのだけど,
実際にやってみると,
いろいろ,注意することが出てくるのが実験のおもしろいとこ。
最近,高校生の教科書どおりの実験ばかりやっていたので,
こういう創作的なおもしろ実験がなつかしくなりました。
あー,いつかやる機会あったらいいなぁ。