ジブリの映画

「崖の上のぽにょ」観に行きました。
妹にチビちゃんを預けて，Ｇｏ！
思い立ったのが１１時で，14:25〜の回に飛び込んだので，
結構，大忙し。

映画館へ行くなんて，この前の「ゲド戦記」以来。
アニメーションとしては，面白かったけど，
構成は，三鷹の森ジブリ美術館内の土星座で公開している
オリジナル映画そのもので，
なんていうか，これまでのジブリ作品とは違う印象でした。

土星座で公開している映画は，
２０分ほどの短編だからこそ，の楽しさがあった。
こども向けの，ムズカシイこと抜きで，
映像としての愉しさを伝えたい！という作品で，
割り切りの良さが心地よい感じ。

「ぽにょ」も，同じコンセプトで創られているようだけど，
土星座とちがうのは，「長編映画である」ということ。
ムズカシイこと抜きにしたいけど，それじゃもたないから，
こども向けなのに，環境問題や，モロモロのことも出てきて，
なんだか，歯切れがわるい。

ひとつひとつのシーンはとても魅力的で素晴らしかったけど，
ストーリィが，はっきり言って，ない（！）所や，
キャラクター設定が不完全な所が（意図的にであっても）
見えて，なんだか入り込めず残念だった。

まぁ，なんか，しっくりこないなぁと思った作品でも，
そのあとＤＶＤで繰り返しみたら，
こんな展開もありかなと思うことはこれまで多々あったので，
今回もそうなのかもしれません。