台湾旅行その5 台中にて冒険はつづく
11月18日
今日は台中最終日。
今日もチビちゃんと2人行動。
旅先には履き慣れた靴を,と思って持って行った靴がついに,壊れてしまった。
旅先で壊れるの,2回目。
仕方がないので,隣の「そごう」へ買いに行く。
夫と一緒に10:30に出たはいいけれど,デパート11:00〜だった。
風が強く少し肌寒い。
チビちゃんを(引きずって)帰っても,無駄な往復のような気がしたので,
近所を探検してみることにした。
「そごう」の裏には,地元のお寺があった。
敷地のなかには公園があって,地元の子ども達が遊んでる。
チビちゃん,遊んで欲しそうに近づいてなにやら話しかけると,「ブランコいっぱいだよ」と言われてました。たぶん。
宇宙語ってほんとうに万国共通だったんだ。
しばらく遊んでからデパートへ。
婦人靴はほとんど2000元程度だったので,日本の物価からすると半額くらい。
走り回るチビちゃんをスリングに固定して,いろいろと見ているうちに,昼寝が始まってしまった。
おもーい。
早々に靴を選んでホテルへ退散。
ホテルに帰るとルームクリーナーが来ていて,お掃除をしてもらったら,チビちゃんが起きてしまった。
起きなければ,昨日と同じようなテイクアウトにしようかと思っていたけど,
起きたのならば,出掛けなければ!
そういうわけで,気になっていた近所の定食屋へ。
ここは,注文書に書くシステムではなく,看板にあるメニューを口頭で伝える形式だったため,
「50元」と書いてあるメニューを指差して,にっこり,「ワンプレート」と注文。
店員さんもチビちゃんを見て,にっこり,座って待つようにジェスチャー。
はてさて,何が来るのかなっと,周りを見回すと,みんな牛丼のような丼ゴハン定食を食べている。
私は,飯ではなくて,ナントカ肉を指差したはず。
来た!
プレートとと交換で50元コインを差し出した。
来たのは,蒸し鶏の甘辛い中華ソースがけ。定食屋でおかずだけを頼んでしまったようだ。
ご飯と汁物を頼みたかったけど,コトバが通じないし,チビちゃんは手が離せないし,で諦めた。
鶏肉は,やわらかく,美味しい。
チビちゃんも裂いてあげたら少し食べた。
食べたら,次,二軒目へ!寒いから温かいモノが食べたい。
隣りも隣りもご飯屋だったので,お客の様子をみながら,「牛肉麺」のお店に入る。
ここは,注文書に書き込むシステム。
印をつけようと思ったけど,なにやらトッピングの種類がいろいろあって,難しい。
カウンター席に他のお客がいなくて,
親しく中国語で話しかけてくれたおばちゃんに「Only One noodle」と言う。
すると,「OK。かわいーね,いくつ?」とカタコトの日本語でチビちゃんに声をかけてくれた。
有り難い。赤子の笑顔も万国共通であった。
おばちゃんはその後も知る限りの日本語で話しかけてくれた。
厨房の3人のシェフも,チビちゃんの様子を気にかけてくれる。
台湾は子連れに優しいと聞いていたけど,本当だった。
運ばれて来たのは,「牛肉廃骨麺」だとおもう。
よく煮込んだすじ肉っぽい部位がごろごろ入り,箸で崩れるほどホロホロ。
スープは色が濃いが薄味。出汁がよく効いている。
真ん中の赤い紅葉おろしのようなものが辛そうだったけど,食べてみたらトマトだった!
麺は丸く細長い。もちっとしてコシがあった。
寒いからあったまる。うまーい。
「お味はどう?」って,おばちゃんに聞かれて,「おいしい!」ってチビちゃん。
チビちゃんは,麺もスープもたくさん食べて,みんな笑顔で,とても楽しい時間だった。
1杯90元。
台中での冒険はここで終わり。ホテルに帰る。
夕方から学会のコングレスディナーに参加。
今度は料理をサーブしてくれるディナーだった。
でも,最初から歌や演奏があって,音が大きくて話し声も聞こえづらいほど。
案の定,チビちゃんは落ち着かない。
ひととおり食べて,チビちゃんが愚図りだしたため,みなさんにご挨拶して退散。
今回の学会では,以前インド旅行でお世話になったご夫妻や,
私たちの結婚式に出席してくださった方々など,懐かしい方々に会うことができた。
次は,エジンバラ(イギリス!)で会いましょう,ということで,おわかれしました。
ほんまかいな。