第九コンサート,本番!
ついに,というか,今日?というか・・・。
本番の日がやってきました。
やっぱり,半年毎週つめて練習してたわけじゃないので,
本番の感慨は薄いなぁ。
というわけで,とってもリラックスして歌ってきました。
ピアノ2台とティンパニという構成で,4楽章のみ。
立ってる時間が短くて,ラクだった。
パートの人数にばらつきがあるのと,どうにもシロウト集団だったので,
セミプロの方々が助演に来ていました。
また,不安だった男性パート。(レギュラーはなんせたった3人!!)
テノールが2つに分かれるパートはどうなることやら!?
と思っていたら,当日応援が来て,10人に増えていた。
母と妹2人をご招待していた。
チビちゃんは,朝の合同練習から一緒に連れて行き,妹にお守りしてもらっていた。
広い会場,ぐずったり,走り回るかなーと思いきや,iPhoneを片手におとなしく座っている。
約2時間,リハーサルしたあと,昼食休憩して着替えて本番を待つ。
今回,コーラスは,白長袖と黒ロングスカート。
スカートは,10年前の第九のときに祖母が作ってくれたもの。
ふつうのストレートではなくて,マーメイド形のドレッシーなもの。
こんなのを足踏みシンガーミシンでさっさと作ってしまう祖母。
10年経ってもすごいな,と思う。
本番,チビちゃんは会場に入れないと思っていたら,
母子室というガラス越しの部屋があって,そこを利用させていただいた。
2時開演。
第1部は,プロの声楽コンサート。
1人で歌っているのに,会場のすみずみまで声が行き届く。
さすが,プロやなー。
母子室で聴いているうちに,チビちゃんの昼寝が始まった。
コレ幸い,と後は妹に頼んで,本会場へ。
今回のコンサートは,主催がオペラ歌手の先生なので,
歌う楽しさをみんなで!というコンセプトで,
第九のサビの所は会場のみなさんも一緒に〜と練習が入る。
地声で出るキィは,テノールのパート。
ソプラノのパートとは1オクターブの開きがある。
実際,歌ってみるといかにソプラノのパートが高いか,がわかる。
鼻歌で出ない音域。
絶叫に近いくらいの音量で,からだ全部を楽器にしないと出ない旋律。
でも,午前の練習ではすんなりと歌えるのだから,本番てすごいな。
第2部,第九4楽章。
整列は身長順で,隣はセミプロの方!
以前の第九はオーケストラが前にずらりだったし,伴奏音も大きかったけど,
今回は,コーラスがメイン。
客席が近いし,隣の人のエエ声も,自分の声も良く聞こえる。
指揮者の先生が,指導で発音にウルサイのもよくわかる。
音と音に隙間があって,息継ぎの音も聞こえるんじゃないか,と思うほどの静けさ。
でも冒頭に書いたとおり,とってもリラックスしていたので,
得意の巻き舌「R」の発音はオーバーなくらい,ブルブル言っておきました♪
そして,歌いながら,過去に歌った第九の本番直前に言われたことを,ひとつひとつ,思い出す。
「アダージョのUber Sternen muβerは,雲間から聞こえる天使の声」
「鐘の音が鳴る音のように」「Modeのモーはオーバーなくらいオー!の口」
「onenのネンは,関西弁のネンちゃうで!オーバーに言うとナン」
やっぱり当時,学生だったので,記憶力というかからだに浸透するちからが今よりすごかったのかも。
歌い出せば鮮明に覚えている。
高校生の頃,部活動の所属がなくなって,なんとなく,ホームを探していた所に出会った,市民合唱団。
老若男女,千客万来で,とても良い雰囲気だった。
十数年経った今でも,賀状をやりとりするような「ともだち」がいる。
本番が終わった後も,大宴会。たのしかったなぁ。
今回の第九は,あの,一体感に比べるとなんせアッサリ系でした。
それにしても,久しぶりに通して歌うと,最後はへとへとになるほど,スタミナが・・・。
11月に器械体操を再開して,少し腹筋を鍛えたのがよかったのか,
どうにか歌いきれたという感じ。
チビちゃんはコーラスの間中,ぐっすり眠っていて,終わっても起きなくて,抱いて帰りました。
イイコにしててくれてよかったぁ。
また来年,参加しようかなぁ。
もう少し,同年代の多い合唱団を探そうかなぁ。