男鹿和雄展
男鹿和雄展,行ってきました。
兵庫県立美術館,近くにあるのに初めて行きました。
新しい美術館らしく,へんてこな構造でした。
作品のほとんどは風景画。
アニメという非現実のセル画と調和するために,
写実的であるのに,どこか明暗や彩度に細工がされていて,
不思議な絵,という印象を受けました。
昼食後すぐに行ったら,意外と空いていました。
会場の通路が狭く迷路みたいで,暗い照明の所もあって少し歩きにくかった。
この日は着ぐるみのトトロが来るということで,会いに行きましたが,
いまいち,ペンギンみたいで,
「倒れると危険ですので,押さないでください」というアナウンスが中の人の苦労が思いやられました。
男鹿和雄さんの絵は,画集や,美術本で見たことあったけれど,
ラフに描いたイメージボードと背景画を縦に並べた配置がおもしろかった。
写真みたいな風景画を,ほとんど同じに何枚も描く,というのは,
クリエイティブな画家,ではなく,職人芸なのだなーと実感。
やっぱりチビ連れなので,細部までゆっくり見られないのは残念でしたが・・・。
ジブリグッズの専門ショップ,「マンマユート」が本格的に来ていて,
最新グッズがいろいろと見られたのも良かった。
トトロ,買っちゃいました。
うちには「ネコバス」や「まっくろくろすけ」があるのに,まだ,トトロはいなかったんです。