東京旅行〜下町観光〜

週末，今度は夫の仕事抜きで，東京に遊びに行きました。
目的は三鷹の森ジブリ美術館だったけど，どうせ一泊するなら，
チビちゃんの曾祖母，私の祖母に会いに行こう，と，
浅草下町観光を前日計画しました。
祖母が住んでいる場所が，都電荒川線の始発駅，早稲田だったので，
終点の三ノ輪まで行き，浅草近辺を散策し，夜はどじょう鍋屋を食べる，というコース。
前日までの雪がウソのように暖かく，澄み切った空。


古い下町の雰囲気にのんびりした都電車内を想像していましたが，思いの外，混雑。
お祭りか，市がたつ日だったのか。
狭い車両のなかギュウ詰めの電車に揺られ，チビちゃんは心地よい揺れにうたた寝。
半分以上寝てました。

三ノ輪に着いたら，ありきたりに雷門や出店見物しようか，と思っていたら，
お祖母ちゃんの希望で花屋敷遊園地へ。
テレビで見たことはありましたが，行くのは初めて。
チビちゃんは，動物園の遊具を除けば，初めての遊園地。
ここの遊具は本当にレトロに徹していて，話には聞いていたけど，昭和がそのまま残っているようで，面白い遊園地でした。
立地は本当に町中で，すごい混雑。
関西の遊園地は軒並み無くなっていることを考えると，このレトロな感じが人気の秘密なんでしょうね。
観覧車なんて，1960！
５０年も前のものが今も大事に使われているなんて。
名物ローラーコースターは残念なことに改装中。

チビちゃんは，もちろん，メリーゴーランドも初めて。
パパのお馬さんパカパカは大好きなので，喜ぶかと思ったら，緊張して引きつった顔。
１周しないうちに，「おりる〜こわい。」と言い出す始末。
どうにか止まるまで乗っていましたが，出るときは命からがら，といった感じ。
そのあともいくつか遊具に乗りましたが，隣の絶叫マシーンから聞こえてくる悲鳴におののき，
ただよう緊張感！ビビリ全開がおもしろかった。

さて次は，どじょう鍋。
隅田川のすぐ近く，そこだけ江戸な雰囲気の建物がありました。


茄子をどじょうに見立てた柳川風鍋というのを作ったことがありましたが，
元祖ってどんなものなのだろう，と興味深くて予約しました。
まずは，名物どぜう鍋。
七輪の上に，小さな鉄板がのせられて，その上にどじょう，さきごぼう，ネギをのせ，
割り下をかけてネギがしんなりしたらいただきます。
ゴボウがとっても美味しかった。
これを卵でとじたら柳川鍋というらしい。

クジラの刺身も初めて食べました。
見た感じは，マグロなのに，食べたら肉。
不思議な感じだった。
思いの外，チビちゃんもたくさん食べて，大満足。