spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

音楽と絵画と英会話。。。

一見,まるで関係のなさそうな取り合わせ「音楽・絵画・英語」
これらを一緒にした環境を,こどもの遊びの場に取り入れたらどうなるか…。
そんな実験的な試みに参加させてもらいました。
要は,お絵かき教室にピアノがあって,絵の先生が外国人という不思議な取り合わせ。
私は音楽担当で,子ども達が絵を描いている間,好きな曲をすきなように弾きます。
邪魔になってはいけないので,バッハやモーツァルトといった古典的な選曲で。



教育云々の理屈抜きに,最近趣味で復活したピアノをだれかが居る所で弾く機会が面白くて,
自分がやりたいからやってみようと参加しました。
子ども達はオマケ。
チビちゃんは絵は好きなほうで,白い画用紙を見ると,画面いっぱい描きます。
昨日の機関車は一枚に収まりきらず。

ほかの2人も,キライでは無いようで,汚れるのも厭わず…。

ところが,他の子達はなかなか描き始めません。
何のテーマもなく好きなように絵を描いていいと言われると
なにをどう描いて良いか,ふつう悩んでしまうそうです。
普段,絵を描く場面では,「○○」の絵を描こうとか,たいてい課題が出されますよね。
大人でも,何でも良いと言われると,いきなり描き始めるのは難しい。



音楽担当は,BGMの時間とは別に,他の楽器とのセッションがありました。
毎回パターンは変えるようですが,初回はビオラと。
以前から練習していた久石譲の「Silence」を協奏していただきました。

ビオラ奏者は私のような趣味の延長ではなくプロの方でしたので,とても緊張しました。
10分ほど夢のような時間,あまりに美しい音色に震えました。
リハーサルもなしに,いきなり合わせてオタオタもしましたが,協奏って面白い。
モチベーションの上がりようが違います。



英語担当は,本当に日本語が通じない外国人でしたので,海外旅行に行った気分で話さざるを得ない…。
中学の英単語もアヤシイレベルですので,私は黙っていましたが,
子ども達はあまり気にせず臆せず日本語で話しかけていました。
発案者の話では「最初はそれでイイ」とのこと。
試験的な試みであり,継続するかどうかも検討中だそうなので,
私の趣味の延長で子ども達にはもうしばらく付き合ってもらおうと思っています。