西宮きらきら母交響楽団

６／２７
ともだちが入団したオーケストラの定期コンサートに行ってきました。
演奏者も観衆も千客万来なコンサート。
会場は，始まる前から赤ちゃんの泣き声でいっぱいです。
コンサートは約２時間。

うちも２歳と３歳がもつのが１時間くらい…と思ってそのくらいに退場するつもりでいました。
…が，方々から泣き声が飛び交うなか，平然と演目が進んでいく。
途中，「魔王」など，雷の音のような怖い曲は，泣き声MAX！
申し訳ないなと思いつつも，最後のモルダウ聴きたさに席をたてずにアンコールまで楽しんでしまいました。
演奏は素晴らしくて，素人も混じっている楽団の演奏とは思えず。
100人を越えるオーケストラは音も大きくて迫力もあり，エルガーの「威風堂々」は歌手２人の声がほぼかき消されてしまうほど。
最終曲が終わって気がつけば，チビちゃんも含め全員が寝ていました。
会場内の赤ちゃんの泣き声も静かになっていたし，みんな寝たのかな。
たしかに，モルダウは10分を越える長くて静かな曲。
寝入ってしまった子ども達に，そのあとの「威風堂々」の大音響は関係なかったよう。
３人担いで行くわけにいかず熟睡しているひとを起こすのが大変だった。
指揮者のコメントにもありましたが，音楽の愉しみ方として「こんな世界もアリかな」と。
未就学児はお断り！その理由もわかりますが，音楽は大人だけのものではないはず。
それに挑戦し，実践しようという試み。
その心意気に圧倒されました。