コーラス部とおかあさん大会

今春，末娘が入園したら１人の時間をどう過ごすか。
実は一昨年からそのことを考えて，もう，なにをするか（ほぼ）決まっていた。
そうはいっても出たとこ勝負，PTAのコーラス部に入ってみたのです。
指導の先生が，野望に燃える感じで部員の方々も一生懸命で，たかがPTAと侮る無かれの雰囲気。
５月６月は，本番が控えていて毎週金曜の９時から１４時の練習に加え，水曜もときどき２時間…。
この本気な部活，楽しいけど今年は本番なんて無理だな…と思っていたのだけど。

その先生が，６月引退？！

諸事情があり，代わりの先生はなく見つかるまでは部員だけで活動するとのこと。
ある意味，節目のラストステージ，「許されるなら出て見ようかな」と先生に相談してみたら…。
「６／１０に出ようと思うのなら，明日の本番も是非出てください！！！」
「明日？！」
写真の伊丹ホールの大会は審査があり全国大会にもつながるコーラスで唯一のもの。
その前に，東灘区民大会が５月にありリハーサル的なステージがあったのです。
コーラスは全員同じ衣装を用意します。
新人の私は，まだ衣装がありません。私はその日，ビデオ係で会場には行こうと思っていました。
「そんなのなんとかなる！！！」
熱き先生からの鶴の一声は強烈でした。
私と背格好がたまたまほぼ同じ（！）伴奏の方から衣装を借りて，振り付けも必死に覚えて，本番。
急だったし，風邪気味だったし，もーからだがカチカチで，まったく練習通り歌えなかった。
歌った曲は，なかにしあかね作「おかあさん」「道」「虹のむこうへ」
とくに難しかったのは，１曲目。
「子どもが少し大きくなって，なにかやろうとコーラス部に入って
　初めてのステージで緊張して歌ってるひとがおかあさんを想う」うた。
なんか私にまるかぶりで，もう恥ずかしくって。
そんなどたばたの初ステージを終えて，６／１０，伊丹ホールで歌ってきましたとも！
いかに緊張したら歌えなくなるかを経験して，今度はいろいろ心の準備をして，平常心で。
それにしても，ホールって音をうまく会場へ届けるために，ステージ上の音が吸い取られてしまうような感じ。
自分たちの音がじぶんたちの耳には入らない。
耳栓して歌っているようで，不思議な感じだった。
歌ったあとも自分たちではどんな出来だったのか，まったくわからない。
夕方，審査員のコメントが出て，悪くない手応え。
審査の末，審査員特別賞を受賞しました！！！
新入部員の私には，それがいかなるものか，本当の意味はわからないけれども，
全力を出し切った感があり爽快。

それというのも，偶然にも夫がお休みの日で子ども達を淡路島へ連れ出してくれて，
家族の協力があったからこそだな〜と。
深く感謝して，次もまたよろしく♪