spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

はじめての発表会


4/30
こどもたちの,はじめてのピアノ発表会がありました。
昨年6月末からスタートしたので,ちょうど10ヶ月。
バーナムという鍵盤のタッチを習得する練習曲と,片手ずつの4小節の曲(音読み),音符カード,はじめてのギロック,などに取り組んでいました。
ふたりとも音楽を聴いたり歌ったりは大好きだけれど,タイプが全然ちがう。


こひめちゃんは,耳と運動神経だけで弾けちゃうタイプ。
繰り返しの練習が好きではない感じ。
ぴょこちゃんは,自分がナットクいくまで繰り返し取り組むタイプ。
ナットクしなければテコでも動かない。
でも綺麗な音やメロディに敏感で,素敵な和音を発見して感動したり,
かなり深い部分で音楽に対峙している所があるなぁと思ってみていました。
そして,発表会で弾いた曲は,
こひめちゃん → バッハ メヌエット ト長調
ぴょこちゃん → ギロック がらすのくつ


どちらもかなりちゃんとした曲で,最初は無理かなっと思ったけれど,
先生の計画どーりに進めばなんとかなる!という言葉に励まされ…。
本番2週間前のリハーサルにはなんとか間に合いました。
こひめちゃんは,片手ずつは難なくクリアしたものの,両手を合わせるのに1ヶ月。
バッハのむずかしさに気付かされました。
ぴょこちゃんは,「シンデレラってなーに?」というところから,まずはディズニーの映画を借りてきて…。
曲の最後で16分音符がたくさん並んでいるところ,シンデレラが走って帰るところだよ。
とか,ラストの和音は,魔法が解ける音だよ,とか
具体的なイメージを伝えるとナットクして練習していました。


もうひとつの課題は,ファミリー連弾。
その年の1年生に依頼されるらしい(でも全員てわけじゃない)「お父さんも参加してほしい」。
これにはひとつ理由があって,お母さんに励まされるのと,お父さんにとでは何かが違うらしい。
お父さんは弾けても弾けなくても良い,娘がピアノを始めたら関わってあげて欲しい,
というのが先生からのメッセージ。(と私は受け取りました)
そんなわけで,ファミリー連弾。
どうせなら家族全員でやりましょう!と。
4/28の私とぴょこちゃんのお誕生日にかけて,ハピバースディ。
1台のピアノに4人が並び,チビちゃんはハンドベル(ド ファ)。
なかなか5人そろう時間もなく,娘ちゃんたちも自分の練習で精一杯。

正味3日で完成…。
前日になっても5つの音がばらんばらん。
連弾,はじめてだもんね。私もあまり得意じゃないし。(拍が合わないので)
むずかしかった楽譜をどんどん簡単にして,さいごはチビちゃんのベルの音に集中。
声もかけあって,本番がいちばん良くできた。

終わって,なんだか達成感。
でも…当日の朝から,頭痛と胃腸の調子が良くなくて(私だけ)。
その後1週間もなんかヘン。
頭痛は肩こりからも来ていたらしく…なんていうか,完全燃焼の副作用。
発表会おわって半月経って,やっと振り返ることが出来てきました。