spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

熱情を弾いてみた

ソナタ熱情は、高校生の頃弾き初めてかれこれ、10年以上のつき合い。
まともに全楽章弾くと、20分。
楽譜にして、36ページ。
一度覚えても、しばらく弾かないとすぐに忘れてしまう。
思い出しても、なかなか満足には弾けない。
誰かに聴いてもらおうにも、とても聞き苦しく、申し訳ない曲。

でも。

私が一番好きなのは1楽章だな。
ドラマチックで、それほど手に負担はなく、気持ちいい印象。
人によっては、2楽章が最高っていう人もいるし、
先日遊びに来た彼女は3楽章が最高なんだって。

一昨日弾こうとしたら全然忘れちゃっていたので、
楽譜を探し出して、改めて今日、全部弾いてみた。
1楽章は堂々巡りの危険性はあっても、なんとか覚えていたけど、
2,3楽章はさっぱり。
楽譜を見ても思い出せない。。。

ピアノを小さい頃から弾いていて、私は記憶についてよく考える。
曲の覚え方は二通りあって、アタマの中に楽譜が出てくるタイプと、
耳の中でメロディーが聞こえてくるタイプ。

私は間違いなく後者。
だから、思い出そうと楽譜をみても、なかなか弾けない。
覚えるときも、メロディー覚えて→次に一連の運動を覚える。
手の動きを覚えると、覚えたことはなかなか忘れない気がする。

それすらも忘れちゃうとなると、相当。
2.3楽章は今その状態。
乗れたはずの自転車に、久しぶりに乗ろうとしたら、ハンドルがぐらぐらしちゃってこけちゃうよ、みたいな。
「あれ!?なんで乗れないの?」

その気になったら、すぐに思い出せる予定なんだけど・・・。