丹波〜香住紀行その1
初夏の日本海に行ってきました。
目的はもちろん,『活イカたべたーい!』
エビカニには全然興味がないのだけど,
透き通って,ちゅるんとしたイカはだいすき。
先日,出張先で呼子イカを食べてきた夫が
さんざん「うまかったー!」と言うので,
ならば,日本海!と計画したのです。
でも,イカ食べに行くだけではつまらないので,
途中,丹波篠山にも寄り道してみました。
これもまた,先日,義両親がお土産でくれた
丹波焼きの酒器(ちょうし)が
とても素敵だったので,
それに合わせ食器を揃えたくなったからです。
そういうわけで,まずは丹波の窯元が密集する地区へ。
ものすごく狭い地域に窯元が50軒も!
とにかく,入りやすそうなところからどんどん入ってみた。
急須や茶器を得意とする窯,食器を得意とする釜,
酒器を得意とする釜,いろいろ特徴があることがわかった。
作家さんの銘の入っためちゃ高い店もあったけど,
こういうのは一期一会。
2時間ほど,たくさんの器に出会いました。
だんだん目が肥えてくると,木箱に乱雑にならんだ中からも,
ぴたっとくるのが見つかるようになった。
夫は,1個8000円もする銘のはいった猪口が気に入ったよう
だったけど,もう一軒,行ったところで,
もっとぴったりくる1500円の猪口に巡り会うことができ,購入しました。
同じ店で,私も,ええ味出してるコーヒーカップを購入。
購入場所は『丹久窯』 http://www.tanbayaki.com/kamamoto/15.htm
あと,100円均一でずっと我慢していた,小鉢。
これは,食器が得意そうな『まるか窯』
http://www.tanbayaki.com/kamamoto/51.htm
1個350円の小鉢だけど,つくりがしっかりしていて,それぞれ顔が違っていて,ええ感じでした。
そして,丹波でもうひとつ,面白かったのは,
昼食をとった『美食台所 みやま』
思っていた陶磁器が買えて満足したし,お昼はテキトーにと
入ったお店でした。しかも,仕出しの看板が出ていた。
仕出しっていうと,冷たくてまずいイメージが先行するけど,
周囲に食べ物屋はまったくなし。
仕方がない,店前まで行ってみると,今日の献立が。
それを見て,「これはいける!」と夫。
こういうときの夫の嗅覚はまちがいないので,さっさと入った。
やっぱり。
素材はもちろん,薬味にまで気を遣ったていねいなお料理で,おいしかった。
メインのあゆの唐揚げは,背開きで背骨が別に揚げてあって,
頭からしっぽまでうまかったし,お刺身も,とうもろこし豆腐も,ハモの湯引きも,レンコンまんじゅうも,エビそぼろご飯と赤だしも,
期待してなかっただけに,うれしい昼食になりました。
今,ウェブで調べてみたら,店の名前でヒットしたのは
わずかに4件!!
丹波に遊びに行くときには,また必ず行きたいお店にランクインしました。