spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

ミス・ポター

珍しく映画を見に行きました。

『ポターさん』と聞いても,
ハ○ーポッター?
ポッパーさんのペンギン?(←小学校の頃すきだった)

なんか,タイトルを聞いてもだれのことだか
わからないかも知れません。
『○ーターラビット』の作者というと,やっとわかるのかも。
でも,映画のテーマは作者が主役。
世界中で知られているキャラクターなだけに,
どんなひと,どんなエピソードで出来てきたか,
が描かれていました。
私自身,中学の頃,絵本というより,絵そのものが気に入って,
模写したり,影響を受けて,飼い犬の写生をしたり,
そんな想い出があったので,
張り切って,前売り券を買って観に行きました。

感想は,期待通り,というか,絵本の世界を裏切らない
とても素敵な映画でした。
サスペンスや,ハードなアクションや,どんでん返しも全くなく,
100年前の女性が,「作家という仕事をもつ」というだけで,
大冒険だった時代,古いイギリスの良さがたくさん描かれていて,
さらに,俳優さんがとても魅力的で,
見ていて心地よかった。

最近みた,アメリカの絵本作家,
ターシャ・テューダーの庭」を思い出しました。
絵本作家って,通じるものがあるんでしょうね。
本が売れたことで,自分の愛する野山を資産とし,
それを維持していくことで,幸せに暮らすというスタンスが
似ています。

ポターさんが遺した湖水地方の広い土地は,
今も,大切に景観を損なわないように維持されているそうです。
一度,行ってみたいなぁ。