カンボジアの子ども達の絵画展
昨日，学生時代の器械体操部の先輩が主催する
「カンボジアの子ども達の絵画展」に行ってきました。
何年かぶりに，先輩に会ったのですが，
全くお変わりなく，チビちゃんにも初対面していただきました。
学生の頃の接点は本当に少しだったのに，
卒業後，こんなふうにお会いすることができるなんて，
思いもしませんでした。
ご縁があるって不思議なことです。
この先輩は，カンボジアの人と結婚されて現地で孤児院を営まれているのです。
「私の仕事は，お母さん」とおっしゃっていました。
文化も歴史もちがう異国で２７人の子どものお母さんとして奮闘されています。
http://www.snadai.com/
７／７の朝日新聞夕刊に絵画展のことが記事になっていました。
いろいろとお話を聞かせていただくたびに，地道に活動することの大変さを感じます。
絵画展は，最初会場は大盛況だったので，
チビ連れだし，少し時間をおいて空いたころにお邪魔しました。
会場には壁面いっぱいの絵。
子どもに絵を描かせるようになって数年経つけれど，
始めた頃は雑に色を塗るだけで全く絵にならなかったそうです。
最近まで続いていた戦争の混乱の影響が大きかったらしく，
時間をかけて，衣食を共にして，心が落ち着いて，やっと現在に至る・・。
それでも，絵を見ていると，顔が真っ青に塗られていたり，
なんだか，目が怖い絵があったり。
でも全体的にカラフルで，エネルギッシュな作品ばかり。
私は，漠然とした，画題のわからない絵がすごく印象的でした。
