spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

ふっくらホットケーキを焼く方法

少し前,教育テレビで「ホットケーキはすてき」という歌がよく流れていて,
なんだか耳について,ぐるぐる回ってしまったせいか,
無性にホットケーキが食べたくなる病にかかってしまった。

久しぶりに焼いてみると,最後の一枚がとても上手に焼けた。
なんでだろうー。
心当たりは,「予熱せずに焼いたこと」

それならば,次は,予熱せず,生地を流してから極弱火で点火し,
裏返したあとも短時間で火を止め蓋をしたまま余熱で調理してみた。
オモテ2分,裏1分半,余熱2分。
すると,表面がスポンジケーキのような柔らかさ!
冷めても固くならず,今までで一番の出来。
090927

温度管理のできるホットプレートなら,焦げずに失敗無く焼けるのだろうけど,
あえて,鉄フライパンで焼きたい私。
焦げた方と,そうでない方と,食感を比べると,同じ生地で作ったとは思えない。
きっと,パンだって,こんなチョットしたことで食感が変わるのだろう。
今日,久しぶりにプロの作ったパンを食べた。
(Bench Timesの白パン
作ってみて分かる,プロの仕事のすばらしさ!
あぁ,いつかこんなパンが焼けるようになったらなぁ。



最近気づいた,もうひとつのチョットした調理コツ。
お刺身をしょう油漬けにするとき,ちゅるんとした食感を目指すのだけど,
いつもうまくいったりいかなかったり。

先日,戻り鰹で,漬けカツオを作るとき,
しょう油汁を,酒:しょう油=1:1くらいに薄めに調整するとうまくいった。
これをレンジでチン(アルコールをとばす煮切り)して,冷ましておき,
鰹は,一枚を小さく,薄く切る。
(柵を縦に3等分くらいにしてしまう)
切ったら,しょう油汁に常温で漬けて,30分以上ねかす。
しょう油を切って,酢飯にざっくり和えたら,三重の名物,漬け鰹の手捏ね寿司。
以前挑戦したときは,失敗ばかり。

まだマグロの方が失敗が少ないけれど,
漬けマグロを作るときも,同じ薄めのしょう油汁で,
なぜか冷蔵庫より常温のほうがうまくいく。
失敗すると,表面が荒れて,がさがさした感じになってしまう。
美味しくチュルンを目指して,日々試行錯誤なのです。