台湾旅行その2 台中にて。
台中駅に着くと,スターバックスカフェに,セブンイレブン,ファミリーマート,見慣れたお店がたくさん。
しかも,どこかからマネケンワッフルのような匂いがする。
看板は全て漢字だし,なんだか外国に来た気がしない。
さっそく空港から無料バスに乗り込んで市街へ。
ホテル最寄りのバス停前には,ナゼかSOGO百貨店のビル。
台中金典酒店というホテルで4泊。
荷物を置いて,まずは有名な茶藝館「無為草堂」へ観光と昼食を兼ねて行く。
都会のど真ん中に,かなりの年代ものらしい古屋が建っていた。
屋根の隙間から木々が茂って,店に入ると,家の中に大きな池があり,
というか,池の上に回廊などを配置しつつ家を建てた感じ。
なかには鯉がたくさん泳いでいる。
とてもヘンテコな空間だけど,古めかしい家具などが不思議な調和をとっていて,たしかに落ち着く。
あちこちから宴会っぽい声が聞こえるものの,2階へ案内されると誰もいない。
チビちゃんも連れているし,他人を気遣わなくて済むのはありがたい。
機内食をあまり食べてなかったので,鴨肉の定食と中国茶を注文。
料理が来るまで店内を散策。
ここへきて,チビちゃんが落ち着かない。飛行機や新幹線の移動で疲れたか。
昼ご飯もそこそこに,料理とともに運ばれてきた鯉のエサをやりに行く。
ぱらぱらと水面にまくと,すごい数の鯉が集まってくる。
そんなに広い池ではなさそうなのに,この鯉の数。
チビちゃんは相当おもしろかったらしく,大興奮。
ひとしきり遊んでから,食後のお茶にする。
店員さんがお茶をいれかたを説明しながらいれてくれる。
茶海という急須とは別の容器や,(写真左手の白い器)
飲むための器(小さい杯)と香りをかぐための器(細長い杯)など,
中国茶独特の作法がおもしろかった。
そして,阿里山烏龍茶,うまかった。
おなかいっぱいになって,現地時間17:00
タクシーでホテルへ戻り,お隣のSOGOに探索に行く。
日本のデパートでは重要視されているデパ地下がない。
上階にはフードコートとレストラン街とゲーセンがあった。
フードコートは流行っていたけど,店員が「いらっしゃいませ〜」と呼び込みをしていて,
なんかへんな感じ。
レストランはガランとしてて,イマイチな感じ。
ゲーセンは,セガワールドでこれまた興冷めな感じ。
ひととおり見物したあと,帰りにコンビニに寄って,チビちゃん用に牛乳などを調達。
レジ横に「おでん」のコーナーがあったのだけど,八角の匂いがして,これだけは中華な感じがした。
ホテルに戻ると,玄関にマーチングバンドやスタッフが勢揃い。
びっくりするほどやかましい。
どうやら,ナニカのVIPのお出迎えらしい。
その晩,21時頃まで花火が上がったり,騒々しかった。
そして,チビちゃんは興奮のあまり,寝られない。。。
結局静かになったのは,深夜だった。