エジンバラ〜ロンドンへ（８／５）

　晴れ（雨の予報だったけど・・・）
５：１５起床
チビちゃんは解熱剤が効いたようで，微熱，元気なようす。
今日は病気モードなので，好きな物を食べさせ，抱っこ放題を覚悟する。
６：００
鉄道ウェイバリー駅へ向かう。
構内でサンドイッチを調達。ＢＬＴ（ベーコンレタストマト）サンドがあった。
とってもスタンダードでマヨ味で美味。
７：００
１１番ホームからキングスクロス行きの列車が出発。
さよならエジンバラ〜。


そうそう，鉄道の駅でよく見かけたこの風景。
ホームにずらーり自転車が並んでいる。
立体駐輪場になっているところもあった。
そのため，駅の改札口付近などには放置自転車が全く無い。
どんなふうに管理しているのかは分からないけど，ホームに駐輪所があるのは不思議な光景。

天気が良いので，朝日がさして，とてもきれい。
街を抜けると，北海道のような，黄色（小麦畑）と緑（たぶんジャガイモ畑）の
コントラストに，時々，牛やヒツジの牧場が延々と続く。
そして，低い雲と海。


飛行機だと１時間くらいの距離を５時間かけて移動するのはどうか・・と思ったけど，
やっぱりこの風景はイギリスを満喫できて良い。
ときどき，畑の中に異様に大きな建造物。


夫が言うには原子力発電所らしい。
原発の数が日本より多く感じられる。
イギリスは，全体的に電気に頼った国なのかもしれない。
たしかに宿はオール電化だった。それが一般的なのかなぁ。
ときどき街はあれど，ロンドンまでずーっと北海道の景色が続いた。
意外に，イギリスが農業と畜産の国なんだなぁ，だから，チーズが安いんだ〜とか思う。
１１：４５
ロンドン・キングスクロス駅着。
映画ハリーポッターのロケ地になったという趣ある駅は，改装中だった。
（といって，映画は見てないのだけど）

ロンドンはさすがにすごい人・ひと！
人種もさまざまだ。
駅にあるコイン式のトイレのゲートが壊れていて，長蛇の列，係員は無し。
目の前にトイレはあるのにー！憤慨して，バーガーショップで借りる。
昼寝から起きて，待てないチビちゃんがグズリ出す。
大きな荷物もあったので，泣かせっぱなしで抱いていたら，
通りすがりの男のひとが，手に持っていたオレンジを手渡してくれた。
そして，英語でチビちゃんに話しかける。
「泣かないで〜」みたいなことを言っているのは私にもチビちゃんにも伝わってきて，お礼を言った。
海外の旅先だと，知らない人に話しかけられるのはとても警戒してしまうけど，
ご好意にはありがたく感謝。
１２：４５
ようやく，宿へ向かう。
チェックインのさいに，「キッチン付きの部屋もあるけど，どうする？」って聞かれ，
その部屋をお願いする。
宿は，ロンドン中心部のテムズ川を挟んだところに位置し，川越しにウエストミンスター宮殿やビッグベン，
ロンドンズアイ（大きな観覧車）が見える。
身支度をして，遅い昼食に出る。
地下鉄でピカデリー駅へ移動。
切符売り場と乗り場がすごく離れていて，往生する。


この地下鉄，チューブと呼ばれているだけあって，小さい。
背が高い人が多いこの国で，これは小さすぎる。。。
本当に頭を屈めて立っているひともいた。
そして，暖房が入っていて，ひどく暑い。
なんだかよくわからない乗り物だった。

１４：３０
そろそろパスタに飽きてきたので，チャイナタウンを目指したのだけど，
チビちゃんが，調子が悪くなりかけていたので，近場のインド料理屋に飛び込む。
日本語で「いらっしゃいませ」と書いてあるところが怪しかったのだけど，
親切な店員さんが，チビちゃんの相手をしてくれたり，「困ったときのインド料理」が身にしみる。
久しぶりなスパイシーな料理もやたら美味しく感じる。
１６：３０
買い物をして，宿へ帰る。
部屋に入ると，そとは２０℃くらいで快適なのに，エアコンがついていて，寒い！
地下鉄と対照的。
部屋からは，ロンドンらしい風景が見られるし，チビちゃんは調子悪いし，翌日に備えてのんびりする。
２１：３０
夕食は，玉葱とマッシュルームと生ハムのパスタ。
ここは，前の宿と違って，ちょっとした調味料が全く無い。
鍋やナイフの種類も少なくて，あまり真面目に調理することは考えてない設定らしい。
エジンバラで全部処分してしまったことを少し後悔する。
仕方がないので，塩分は素材からいただくことにする。
全粒粉のパスタの食感が，ちょっと気になるけれども，まーまー美味。
チビちゃんの調子も上がってきたので，たらふく食べて，夜景を楽しんで，寝る−。