うれしい知らせ

朝食を食べていたら，携帯メールが入りました。
自宅にいたら大抵，マメにみたりしないのに，ふとチェックしてみると，
とってもうれしい知らせでした。

大学の器械体操部の同期が，母校に体育の授業を担当する講師として戻ってくる！というのです。
ちなみに，うちの大学には，スポーツ専門の体育科はありません。
たいていは，一流選手が教員に採用されることが多いです。
陸上１００ｍ日本記録保持者，伊東浩司先生などもいらっしゃいます。
ただ，彼自身が現役時代，飛び抜けた戦績をもっていたかというと・・・。
でも，卒業後，筑波大学で指導法などの研究を続け，選手の育成プロとして，ポスドクを続けていたそうです。
歴代まれにみる怖い主将で（からだも態度もデカイ！），
入部当初から同期とは思えない貫禄でした。
そんな彼が，４回生のある日，英単語カードを持って来て，中学レベルからの勉強を始め，
筑波大学の大学院（体育科）を受験する！と言いだし，周りは驚愕。
あれから十余年…，まさか本当に凱旋するとは。

ちょうど現顧問の教授が退官間近で，部員も少なく，いまどき器械体操なんて，
器具にお金かかるし，体育館はホコリっぽくなるし，
もうほんとうに風前の灯火だったのです。
彼の就任で，恒久的に体操部は安泰（たぶん…）。

先日，東京で世界選手権があり，珍しく（？）テレビで放映されていて，
ようやく新しいルール（私，１０点満点世代です）を知りました。
見たらわかると思いますが，体操選手にはナルシストが多いです。
ナルシストには濃いキャラや天然が多く，弱小の少人数でもまとめるのは難しい。
ゆえに，練習中，いろんなことが起こりました。
伝説を数えたらキリがありません。いろいろと昔の話を思い出しました。
彼が母校に来ることで，体育館が気分的にずいぶん近くなります。
春からたのしみです。
それまでに，この，崩壊したからだを元に戻さねば！