夢が叶う瞬間には

大人になって再びピアノを始めて，ひとり独学でずっと続けてきたけれど，ひそかに温めていた夢があった。
それは，『アンサンブルがしてみたい☆』
曲も決まっていて，１０年ほど前の久石譲の「La pioggia」という『時雨の記』という映画音楽です。
ピアノとチェロのアンサンブルで，この１０年，相方がいつか現れるのを待ちつつずっと１人で練習（というか維持）してきました。
その，相方がついに，現れたのです！！！
幼稚園ママ友で，ビオラを始めて５年，「ビブラートもできないけど，お付き合いするくらいなら」とのこと。
私は，３年でも５年先でも良い，いつかやりたい！との思いで，楽譜を持って行ったら，ビオラの先生にかけあって，発表会の曲として指導してもらうとのこと。
言い出して半年で，第１回目の練習が実現しました。
さらに彼女の知り合いで，本当にチェロをやっているママ友まで連れてきてくれました！
チェロママも「始めたばっかりで・・・」とひき気味でしたが，とても良い曲であること，個人のたのしみレベルで十分なこと，
何年というスパンで，いつか出来ればいい，などを力説して，強引に口説いてその場でヘ音記号の楽譜まで書いちゃった。

ビオラママは，口先だけじゃなく，やりたいことを本当に実現するパワーがあって，
話が始まった時点で夢が叶った気分でした。
そして，今日，本当にとりあえず合奏して，お互いの楽譜にまちがいがないかを確認。

騒ぐこどもはさておき，今日初めて合わせたけれど，お互い「良い曲だな」って思っていることが伝わって，
もう２，３回練習したら人前で弾けそう！な勢い。（でもその予定は無し）
うれしくって心が震えました。
先日の器械体操といい，以前からやりたかったことが急にどんどん実現してきて，びっくりです。
なんでも言ってみるもんだな。そして，続けてみるもんだな〜。
こどものころ，ピアノなんて大嫌いだったけど，音楽の仲間ができて嬉しいな。