spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

ずくぼんじょ,終わっちゃった。

ある意味,予想外な閉園式でした。


チビちゃんの幼稚園の最終日,朝いつもどおりの感じで迎えられました。
「まずは,先生からの出し物」ということで,歌と詩の朗読。
次に保護者も含めて「春のうた」を歌いました。私にとっては初めての歌で東北の歌なんだそう。
なまりがあって歌詞カードを見てもむずかしかった。
そのあと子ども達が,わらべうた。
年中6名と年長4名それぞれがちなんだ絵カードを持って,全員で大きな声で発表していました。
さらに,卒業する年長さんは2人ずつに分かれて長めの詩を朗読。
そのあと,卒園証書が手渡され,園長先生が「それじゃぁ,全員で♪ずくぼんじょ♪を歌いましょう!」
これはみんな知ってる歌,大きな声で3回歌って,園長先生が拍手して,
「ずくぼんじょ,終わっちゃった!あーあ。」って笑顔で言いました。
歌い終わったね,ともとれるけど,きっと,幼稚園そのものが終わっちゃった!にもかかっているんだろうなと
少しうるる…ときましたが,あんまりにも先生の晴れやかな清々しい表情にみんなつられて笑顔になって拍手していました。
この一年を通して,一貫していた粛々といつもどおり楽しく晴れやかに最後を迎えられたのは,
先生達,子ども達,親たちがそれぞれに理解し,たすけあってきたからだと思います。
通いきった2年7ヶ月,園に関していろいろあっても解決できないことはひとつも無かったと胸を張って言える。


卒園式っていうと年長さんとお別れってことで,涙の演出をするところも多いと聞きますが,
閉園式にしてもこの晴れやかさ。
改めて,これが「ずくぼんじょ」らしさなんだな〜と思いました。
そのあと,先生方ひとりひとりに挨拶に行きました。
仕事で来られないパパに朝「お世話になりました」って言うんだよといわれていたチビちゃんは,
その都度おじぎをして,「お世話になりました!」ってちゃんと言えました。
園長先生からは「年長さんまでみられなくて,ゴメンねぇ」と声をかけられましたが,
私はあまり気にしていません。
もう,明日からずくぼんじょは無いということが,閉園式が終わったあともまだ信じられなくて,
また4月になったら,いつもどおり迎えてくれそうでした。


式が終わった後,外へ出るととーっても良い天気。
いつもの公園でみんなでお弁当を食べ,夕方まで遊びました。
親同士も,これだけ集まるのは最後だな〜と思うとなかなか帰りがたく,話しは尽きません。
日なたは暑いくらいの陽気だったから出来たこと。
前日も翌日も雨予報だったのに,その日,こんなふうに過ごせたのもある意味「らしく」て良かった。