スパイスパン

天然酵母の良さは，イーストの香りが控え目なので，香り重視のパンを焼くととても効果的。
それならば！カレーなどに入れるスパイスを練り込んだ薫り高いパンが焼けないか。

そういうわけで，スパイスパンにチャレンジ。
ママ友さんで，スパイスに詳しいひとがいたので，調合をお願いした。
「マサラチャイ」を淹れるためのスパイスを基本に
シナモンシュガー・カルダモン・コリアンダー・クミンを配合。
昨日の失敗を糧に，粉３００ｇに対して，控え目に１５ｇスパイスを加えた。
水分量はいつもの，牛乳１９０ｃｃ。
香り付けにショウガを少々。

練りの段階で，ものすごく良い香り。
シナモンの香りが強く，シナモンパンみたいな感じ。
シナモンパンということは，甘みと合わせると良さそう。
というわけで，半分はプレーンの編みパン，半分は黒糖をロールした。
発酵は順調に進んで・・・。

余熱１２０℃，焼成１７０℃１５分（黒糖ロールはパンケースに入れたため２０分）
焼けた。

黒糖ロールは，綴じ込みが甘く，飴状に出てきてしまった。
ベタベタして食べにくい。

でも，一口かじると，鼻に抜けるスゴイ香り。
コレは・・・！！！！
食感は，ふんわり，さっくりと，翌日になっても堅くならない感じ。
食べたことない初めての，そして，美味しい衝撃だ。
これは，めちゃイケてると思う。
甘い方も，プレーンもどちらも個性があって良い。
スパイスパンというよりは，マサラパン，かな。

追記：
この，マサラパン，納豆やガーリックのような部類の香り。
一口目の衝撃がすさまじく，でも，二口，三口と食べ進むと徐々に美味しさが増す感じ。
私は嫌いじゃない。
でも，夫は，一口食べて，「牛乳のみたい〜」と拒否反応。
やっぱり夫にフレーバーパンは無理があったか。
チビちゃんは好評（何も付けずにガツガツ食べてた）でしたが，夫には大不評。