spicegarden

今年は月イチ更新がんばります!

レーズンとナッツのパン

そういえば,超オーソドックスな組み合わせのレーズンとナッツのパンを焼いてなかった。
ミックスナッツでも良かったけど,今回は,ピスタチオ。
先週に続きまた,白神こだま酵母を使って,発酵実験。
今回は,普通のドライイーストのパン生地コースを使って一次発酵ののち,
二次発酵は,35℃で様子を見ることにする。
レーズンは以前作った,ラム酒で煮きったラムレーズンと普通のドライレーズンを合わせて,
生地の練りが始まったところで投入。
実は,私,レーズンの実をそのまま食べるのが苦手で,砕けて風味が残る程度が好きなのだ。
ラム酒漬けレーズンは柔らかいので,すぐ粉々になるが,
ドライは堅いので,まぁまぁ,カタチが残っている。
というつまらないこだわりで,レーズン2種。
ピスタチオはトースターで軽くローストし,軽く砕いてスタンバイ。

粉:300g
牛乳:170cc
レーズン,ナッツ:適量
白神こだま酵母:4g(ぬるま湯12g)

成形は,レーズンの混ざった生地を細長く平らにのばし,ナッツをロールして,垂直に切り,真ん中にスジを入れました。
これはシナモンロールと同じかたち。
練りの段階で,少し堅そうだったので,水を足したが,
ラム酒漬けレーズンを入れたらその水分で水っぽくなったため,さらに薄力粉を少々足す。
このへんの塩梅は,だいぶ心得てきた。(邪道だと思うけど・・・)
結局,もちもち,ピチピチした肌感の生地が出来ればOKなのだ。
二次発酵:35℃で100分。(様子をみながら倍くらいに膨れるのを確認)
余熱130℃,焼成170℃13分。
100603

酵母の扱いは,たぶん,どこでどのくらい発酵させるかが出来を左右するのだと思う。
前回は1次発酵で全て進んでしまい,二次,焼成でほとんど膨らまなかった。
私の感覚では,1次で1,5倍,2次で2倍,焼成で1,2倍くらいに膨らんだら
うまくいっているように思う。
でもこれは,食パン型に入れるときと,小分けにするときで,またちがう気がする。
どのくらい余力を残しつつ,過程を進めるか。
たぶん,酵母のちからによって,またちがってくるんだろうな。
いつか,自分酵母からパン作りをしてみたい。

味見してみたら,前回のような酒臭さがなくて,ラム酒の良い風味になっていた。
ピスタチオの個性も強いし,もっちりふんわりと,天然酵母らしいパン。
組み合わせも悪くない。
発酵の行程も今回の感じで良さそうだ。
ただ,焼きの時間が足りなかった。温度アップにするなら,もう少し,時間長めにしないと〜。
焼きが足りないときは,焼きたてはもっちりしていてとても美味しいのだけど,
翌日,包丁で切ると,底に堅い層ができる。
もうちょっとだ〜。