夏の味覚と秋の味覚。
夏の味覚(トコロテン)
春に淡路でテングサを採ってきて,洗って干してを繰り返し,
用意しておいたものでトコロテンを作りました。
9月になってしまったけど,まだ残暑もあるし,ぎりぎりセーフかな。
テングサはまだ色素が残っていますが,気にせず圧力鍋へ。
酢を加えて,圧力約10分。
トロトロになったテングサを漉して,褐色の液体を容器に入れて冷まします。
粉寒天で作る透明のトコロテンとは全然違う。
磯の香りたっぷり。
手間暇は惜しみなくかけている分,美味しい,と言わざるをえない一品です。
私は,三杯酢で甘酸っぱく食べるのが好きです。
テングサ:50g(乾燥)
水:2.5L
酢:大さじ1杯
秋の味覚(イクラしょう油漬け)
一ヶ月ぶりにスーパーへ出掛けたら,すっかり様変わりしていて,秋の旬,スジコを見つけました。
またこの季節がやってきたなぁ!
スジコは初秋のものの方が身が締まって粒が小さく,皮がやわらかく美味しい。
さっそく,イクラのしょう油漬けを作ります。
最近このテの料理を全くしていなかったので,作業がたのしい。
海水程度の塩水をボールに用意して,ぎゅっとつまった身を丁寧にほぐします。
少々つぶれても気にしない。
全てがバラバラになったら,流水でよく洗う。
しっかり浮遊物を流したら,15分以上よく水切りする。
最初は,真水のせいで皮が白っぽくなりますが,水が切れると共に,この色つや!
スジコ2腹(約300g)で1000円くらい。
しょう油:酒:みりん=30cc:30cc:5cc(スジコ150gに対して)
これをタッパに入れて,レンジで1分煮切る。
水切りしたイクラをタッパに入れて半日漬けると食べ頃です。
冷蔵庫で約4,5日もちます。
イカイクラ丼にしたり,今年は鮭の身の炊き込みご飯に和えてハラコ飯にも挑戦したい。
これを作るようになってから,市販のものが臭くて食べられなくなりました。
美味しいから食べ過ぎに注意です。