夏休みの自由研究「パンをつくる酵母菌」
チビちゃん「パンを作る酵母菌のはたらき」
まずは酵母(イースト)を顕微鏡で見てなんとなく,イメージ。
それから,天然酵母を掴まえるべく,まずはレーズンで水に浸して数日。
なんの変化もなく,カビました…。
次に,デラウェアの皮と実を水に浸してみました。
以下の方法は,本で調べました。
皮だけ,実だけ,水多い少ない,いくつかパターンに分けてみたところ,
シュワシュワ泡が出る,酵母菌が常在菌に勝った瓶がふたつ。
意外にも実だけ(水無し)と皮だけ(水少ない)。
この酵母液と等量の強力粉,砂糖,水を加え,元種の発酵開始。
1日で倍量,を3日続けて元種完成。
元種と強力粉を1:2の割で合わせ,さらに牛乳,砂糖,塩,バターをいつもパンを作る分量で用意して,ホームベーカリーにセット。
生地が完成したら,まずは1次発酵。
冷蔵庫の野菜室で24時間。
それから成形して,さらに24時間。あまり変化はないけれど,なんとなくアルコールぽい匂い。
いつものパンを焼く感じで190℃余熱,170℃で15分。
焼けました!
パンって,こんなに時間がかかるのか!
ドライイーストに比べて,天然酵母のパン屋さんは大変ですね。
皮ぱりっと,もちっと食感は格別。
イーストの香りも,ほんのーり葡萄。
天然酵母,いつかやってみたいと思っていましたが,ついにその奥深い森へ足を踏み入れました。
最初っから大成功な感じです。(次へいくのにまた勇気が要る)
チビちゃんは,最初この研究タイトルを「天然酵母で作ったパン」としましたが,
私から言わせれば,パンを主役にもってくるなら,何種類かチャレンジして,○○の酵母パンはこんな感じ,というコメントを付けるべきだ。
酵母菌を主役に持ってくるなら,1回の作業でレポートできるんじゃないかな,ということ。
私も初めてのことだったので,あーでもない,こーでもない,と一緒に失敗できることでより深く体験できました。
パンの成形以降は私の経験値だよな〜。